一人暮らしにピリオドが打てそう

あーだる、準備すっかぁー。社会人として働き始め、早3年。毎日仕事詰めで、恋愛する暇も無く、好きな人も居ません。悲しい男の一人暮らし。

今日も上司にド突かれるのか…。重い体に鞭打ち、朝支度完了。良い恋愛なんざ、想うだけ無駄か。職場に着くとザワザワ。

後輩君がミスったか?そして自分も書類を忘れ、ダブルで最悪。一人暮らしじゃなきゃ彼女が…等と妄想に浸ってる時、慰める子が居た。

あれは確か、俺の後輩ちゃん。優しいと思いつつ、自分の仕事を開始。昼休み到来、腹減った。一人暮らしは、弁当作るのが面倒。

コンビニにて昼飯悩んでると、混雑過ぎてぶつかる。すみません、顔を見れば、さっきの…。そこから軽く会話をして戻る。

結構可愛いじゃん。性格最高で、絶対彼氏持ちって考えつつ、昼休憩終了。午後も終わり、空っぽの一人暮らし宅へ帰った。

今日は書類忘れ、課長に大目玉喰らい、激萎え。カップラーメンすすり中、ラインの通知音。

「今日はぶつかってすみません。今度ご飯でもどうですか?」遂にこの生活、ピリオドが打てる日が来そう。